大相撲14日目を観戦 Watching Grand Sumo 14th day

幕内後半戦最初の一番、栃ノ心に松鳳山。このあと栃ノ心が寄り切りで勝ち、初優勝を決めた。

The 14th day, Tochinoshin vs. Shohozan. Tochinoshin won by Yorikiri to get the Championship.


大相撲14日目を当日券で観戦。大相撲のことをよく知らない方のために説明すると、最近は相撲ブームでチケットが即完売するほどであるが、国技館の2階席最後列は自由席で、観戦当日の朝7:45に400席ほど発売される。平日だと午前中に行けば買えるようだが、14日目ともなると早朝から並ばないとダメで、当日は7時前に両国に着いて、整理券の番号は180番くらいだった。写真でわかるように、スマホのカメラだとこのレベルの遠さだが、雰囲気を味わうだけであれば、安いものである。運がいいと高安のご両親と隣席になったりする。

栃ノ心は、写真でもわかるように、足腰や肩のあたりの筋肉が隆々としていて、相撲も力強く、まさに幕内最高優勝の名にふさわしい成績をおさめて優勝した。すばらしい。無論、日本人が活躍するのは日本人としてはうれしいが、遠くジョージアからやってきて、天性の肉体と稽古でつちかった相撲の技とがここに開花したことには、感動の涙を禁じ得ない。

38才の豪風は千秋楽、23才の朝乃山に突き落としでやぶれ、来場所幕内残留はかなりきびしくなった。わたしとしてはもう一場所がんばってもらいたいとおもうが、そればかりはいかんともしがたい。でももう一場所がんばってほしい。