高島屋酒器展 2019 Sake Cup Exhibition at Takashimaya
年の瀬恒例の酒器展をみに日本橋高島屋にいった。12月18日からやっているのでめぼしいものはすでに売れているようだが、これだけいろんな作家さんの器をみる機会はそうそうないので、毎年おもしろい展覧会である。伊賀焼に特徴的な緑がかった釉薬がかかる。伊賀焼というと個人的には表面がゴツゴツして、水漏れもいとわない、みたいな荒々しいイメージがあるが、この器はどこかもの静かな感じがする。裏返すとちゃんと高台がついているが、腰が張っていて、テーブルにおくと間隔 1 mm くらいのすれすれで下につかないのが、作者の計算なのかどうかわからないが、ユニークである。