シュイコウシャンの閃亜鉛鉱 Sphalerite from Shuikoushan
細かいキラキラした石英で覆われた鉱片上に、径 7 mm までのやや明るい褐色透明の閃亜鉛鉱の結晶、いわゆるべっ甲亜鉛がくっついている。産地のシュイコウシャン(水口山)地域は中国でも有数の規模の鉛・亜鉛鉱床が知られ、いまも現役で採掘されている。世界の金属鉱山が閉山していくなか、ジェム品質の閃亜鉛鉱の供給地として貴重な存在であろう。
鉱物あつめの熱は最近やや停滞気味なのだが、毎年恒例の秋葉原のミネラルフェアがやってたので、近所だし行ってみた。行くと買ってしまうのが困ったものだ。
Brown transparent sphalerite crystals to 7 mm in size are scattered with minute quartz. Shuikoushan ore field is known as one of the largest lead-zinc deposits in China. The mines are still active, providing clear sphalerite specimens to world mineral collectors.